八丁浜、花めぐり 1 



2018、05、15



京都府宮津市                    ( 5月中旬 )








      ♪ 知床の岬に ハマナスの咲く頃
            思い出しておくれ 俺達のことを・・・・・ ♪


  森繫久彌さんや 加藤登紀子さんが歌った 知床旅情です
  僕の青春時代の 歌でもありました
  この歌に魅せられ いくど知床へ行こうと思った事か・・・・
  しかし知床は あまりにも遠い所でした
  きっと雄大な景色が 広がっているんだろうなあ~
  頭の中で想像するしか ありませんでした
  ハマナスって どの様な花なんだろう?
  歌に詠まれるぐらいだから 綺麗な花なんだろうなあ~
  これも 頭の中で想像するしか ありませんでした

  あれから年月は経ち 若かった僕は人生の終盤に・・・・・
  去年の秋頃でしたでしょうか ネットを何となく見ていると
  ハマナスの花の 写真が出ています えぇ~っ!!
  これがハマナスの花か 濃いピンク色の美しい花でした
  それが な、なんと! 天橋立で咲いているとか
  たぶん どこかの植物園か園芸店 かなと・・・・・
  しかし よくよく読むと 海岸沿いに自生していると
  書かれています そ、そんなあ~ まさか?

  調べてみると ハマナスって日本海沿いに 島根県辺りまで
  点々と自生地がある様です まさしく青天の霹靂でした
  知床周辺の植物と思っていたのが 近畿に自生しているとは
  天橋立だと 5月上旬頃が花時の様です あれから
  早く5月が来ないかなあ~ と待ち焦がれていたのですが
  ついに先日の5月14日 天橋立に行ってきました
  そこには 夢にまでも見た ハマナスの花が咲いていました








京都縦貫道を ぶっ飛ばしやって来ました 天橋立に







久しぶりに見る天橋立は やっぱり絶景でした






案内図を見ると 左下の方に「ハマナス自生地」と 書かれています
さっそく そこへ行ってみる事にします






この廻旋橋を渡って まずは天橋立へと向います






天橋立も近くで見ると 海岸沿いにある ただの松林ですね







本当に自生地があるか心配でしたが こう言うのがあると確かでしょうね












海岸沿いに 自生地の方へ向かっていると 何やら咲いています






これは ハマヒルガオのようです






ここはハマヒルガオの 群生地でもあったようです






そして 松林の方に目を向けると・・・・・






う~~ん 感激! ハマナスが咲いていました






何て綺麗な花なんでしょうか それに素晴らしい香りがします
この香りは まさしくバラの花の香り そのものでした






調べるとハマナスって バラ科の植物のようです
僕の心は もう知床にいる 感じでした・・・・・






  念願の ハマナスの花を見たのですが なにか
  物足りません ネットの写真では もっと沢山の花が
  咲いていた様に思うのですが 所々に咲いている程度でした
  よく見ると 咲き終わった花が 沢山あります
  どうも花の最盛期から 10日ほど遅かった感じです
  今年は サクラやツツジの花が 早く咲きましたよね
  ハマナスの花も 早く咲いたようでした

  天橋立へ行く前 自宅でハマナスの事について調べていると
  丹後半島の 鳴き砂で有名な 「琴引浜」の南隣にある
  「八丁浜」でも 咲いている情報が 目に入りました
  八丁浜は 天橋立よりも 北の方にあります
  北の方にあると言う事は 花の時期が遅れる筈です
  もしかすると八丁浜では 今が最盛期かも分かりません
  天橋立の観光を終えてから 八丁浜へ行こうと思います
  どこかで車中泊をすれば 明日には見られるかも・・・・・・




  赤矢印の所が「八丁浜」 青矢印は「天橋立」です






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